2020/12/2訪問
高知で紅葉の見れる渓谷といえば中津渓谷や安居渓谷というイメージではないでしょうか?
しかし、いの町にもあるんです。それが中追渓谷(なかおいけいこく)です。
中追渓谷の歴史
中追渓谷は高知県吾川郡いの町にある渓谷、観光施設跡。
1971(昭和46)年に中追渓谷観光社により有料観光地として開発され、温泉やレジャー施設が建設された。風光明媚な土地で「四国の自然百景」にも選ばれている。
翠嵐峡と呼ばれる断崖絶壁となった勝賀瀬川下流に、水面からの高さが100mの人道吊橋「夢の吊橋」が架かっており、「四国一高い歩道吊橋」と称された。
その他、川を渡るゴンドラ、遊具類、猿や猪の飼育場やフィールド・アスレチックのあった「冒険の森」、ポニー乗馬、釣り堀、天然プール、郷土資料館、温泉、武道館、研修施設、そうめん流し、茶室、バンガロー等があり、高知県屈指のレジャー観光地だった。
昭和50年代までは盛況であったが、その後中追渓谷観光社は廃業、跡地は老人ホームに売却され、主要な建物のみ改装再利用されている。
入口のおみやげ物屋さんに貼られていた、観光地だったころの案内図。
色あせていてほとんど読めません・・
中追渓谷の入口からの写真。
こちら個人的にはかなりアクセスがいいと思います。
道も山道はありますが、交通量がないので問題なくたどり着きました。駐車場も広い。
遊歩道を下ってきたところにある橋。
ここからの景色もよかったです!ちなみに橋の下へ降りる道は見当たらず。
レストラン跡でしょうか?
興味津々だったのですがここへ行くまでの遊歩道は整備されていませんし、柵も朽ちていました。
立ち入り禁止のロープもあったので・・やめときました。
遊歩道沿いをずっと進んでいくと老人ホーム(施設)へたどり着きます。
そこからさらに奥へ進むと、渓谷らしい景色が現れます(^^)とてもいい景色ですよね。
誰もいないので静かだし、流れる水の音や草木の音しかせず癒し空間でした。
なんとか望遠で撮った1枚。水も透き通っていてとても美しいです。
かつては観光地だったといいますが今でも整備したらきっとまた観光客も来るのでは・・と思います。
更にもっと奥へ進むと無名の滝もありますよ♪
こちらはかつて釣り堀をしていた場所の窓から撮影した1枚で、
武道館跡?レストラン跡?と、下の水(川)に反射している紅葉を撮ってみました。
中追渓谷へのアクセス
アクセス
中追渓谷(なかおいけいこく)
[住所] 高知県吾川郡いの町中追
[営業時間] 観光目的なら17時まで立ち入り可(※老人ホームの私有地となりますので駐車場は17時で施錠されます)
[駐車場] あり。
[トイレ] 見当たりませんでした。老人ホームなどの施設で借りる事はできないのでご注意ください。(記載あり)
[その他] 売店や自動販売機などはありません。飲み物など持参となります。
-
ナビでは出てこないと思いますが、向かっていると「中追」と看板がありますのでそれに従って進んでみてください。
山道もありますがそんなに距離はありません。突然大きな売店跡が出てくるのでびっくりしますが(笑)そこが入口になります。
使用カメラ、レンズ
カメラデータ
使用カメラ:D750
使用レンズ:AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED