3.11から11年。
その時リアルタイムでテレビを見ていた自分は、何が起こっているのか、一体これは何の映像を見ているのか、、、、
しばらく当時の状況を把握することができませんでした。大津波警報なんて初めて見たし、震度7という数字を見るのも初めて。
高知には将来近いうちに確実に起きると言われる「南海トラフ地震」があります。という事で東日本大震災以降、できることから備えています。。
今回は私が個人的に日々気を付けている事を書いていきます。
防災グッズの分散。
防災ポーチも用意した。家に防災グッズはある。
でも「災害時用のグッズを用意したこと」で、安心してはいけません。
家に防災グッズあっても、必ずしも家で被災するとは限りませんよね。
例えば職場。例えば通勤通学などの移動中。旅行中などの出先。どこででも被災する可能性はあります。
どこででも被災する可能性があるのなら
防災ポーチ、自宅以外にももっと色々な場所に防災グッズを分散させておきたいところです。
例を挙げると「車をよく使う人は車に置く」「職場にロッカーなど自由に使える場所があればそこに置く」など。
車に置く場合
着替え一式
大きめブランケットと、ひざかけサイズのブランケット各1
携帯用トイレ
7年保存水
非常食 (缶に入ったビスケット1つ)
現金 ※あまり入れすぎるのも怖いので1000円~3000円ぐらいかな。
タオル数枚
私が置いているのはこれぐらい。
LED、懐中電灯やモバイルバッテリーは発火・故障などが怖いので入れていません。
車内でスマホを充電するときはシガーソケット式のタイプを使います。
非常食も正直、夏の車内の暑さで微妙な気がしますが、非常時用で1つだけ入れています。
職場の場合
非常食を少し入れたポーチ
水500nlペットボトルを2本
ひざかけブランケット(普段使い用)
スマホの充電器は置きっぱなしでいつでも充電出来る状態
私の場合は個人のものを置くスペースがあまりないので、これぐらい。
状況が落ち着いて、動いても問題なさそうなら車に荷物を取りに行くことができます。
その他
あとは防災ポーチはいつも基本的には持っていますので
現金やモバイルバッテリー、非常食、携帯トイレなど最低限のものは常に持っている状態。
防災ポーチの記事はこちら
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【今すぐできる0次の備え】もしもの時の為に防災ポーチの備えよう!0次の備えは地震や災害時以外にも役に立ちます!
非常食などの防災用品を家に置いている方はいると思いますが、 日頃持ち歩く「防災ポーチ」はあまり持っている方はいないかもですね。 少なくとも自分の周りにはいないです。 &nb ...
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通勤、通学時
車で通勤されている方は、言わずもがなガソリンの残量を常に確認しておきましょう。
災害時はガソリンが手に入りにくいので、残量が半分を切ったら足しておきましょう。
あと気を付ける事は、通勤通学時のルート上でもし地震が起こったら、逃げる場所はどこなのかを大体でいいので把握しておくこと。
家や職場にいる場合は「○○へ逃げよう」まだ把握しているかもしれませんが、移動中に起こる可能性だってもちろんあります。
市街地の方なら避難ビル(ホテル・高層マンションなど)、高台など。郊外の方なら避難場所に指定されている自然高台(山)など。
就寝時。深夜帯に起こる可能性も
グッスリ寝ている時間帯に大地震が起きることもありますよね。
今年2022年1月の日向灘(大分震度5弱)でも四国地方では深夜1時頃に緊急地震速報がありました。
人それぞれですが、私、パジャマやルームウェアなるものを持ってないんですよね。
311の頃からそういうのは着てないです。
着心地がいいのとか、暖かいのや、可愛いゆるゆるワンピースタイプとか、女性用ならいろいろあるんですけどね。
良いな~と思いますけど・・・いつもジャージみたいなので寝ています。
ので、緊急時は着替えでモタモタする事なく逃げれます。
本当にヤバい時って思考停止してしまいますよね。
部屋もめちゃくちゃで何を着て逃げればいいのか・・あれこれ片付けながら服を探して・・という、その時間がもったいないなと思うわけです。
緊急時用に用意しておかなくても使い古したジャージとか、締め付けがない動きやすい服とか、上下スウェットとかでもいいと思います。
まとめ
つらつらと書きましたが。
いつどこで起こるか分からない災害。どこで何があっても慌てないように事前に用意できるものは用意しておいた方が良いね、な記事でした。
緊急時や災害時は特に人間の持つ心理「正常性バイアス」「同調性バイアス」というものが働きます。
それは「皆が避難してないし大丈夫だろう」「こんな場所に津波なんて来るわけがない」「自分のいる場所は安全だ」という思い込みのようなもの。
東日本大震災の時、津波が到達するまでの間は犠牲者のおおよそ9割が生存していたというデータ(ここより引用)があります。
津波が来る!と言われて「やばいかも!高台逃げよう!」と逃げた人と、「海から離れている此処に津波が来るわけないだろ(笑)」と、とどまった人。
どちらが生存率が高いかは分かりますよね。
災害時こそ、気を付けたいですね。とにかく逃げる事が大事なんです。
超余談です。
この前、上にも書いたように2022年1月下旬の日向灘震源で震度5を観測されたあの時の「緊急地震速報」について
当時ネット上でめっちゃ文句言っている人がいてびっくりしましたよ。
「深夜の時間帯の緊急地震速報なんて非常識」「こんな時間にそんな事を言われても高齢者はすぐに避難できない」
「うるさい、起きてしまって寝れなくなった。どうするんだ」「急に言われても意味が分からない」
なんていうか、そういう人もいるんだなぁって感じ・・・・で唖然としました。。