ネットに初心者、始めたばかりの方に限らずなのですが。
ネット上に写真が公開されている=自分が使ってもいい(転載、ダウンロード)してもいい!と思っている方も少なくないんですよね。昔から。
本当に知識がなくて、指摘されて初めて「写真を勝手に使ったらいけないなんて知らなかった」という人も多少はいるとは思いますが・・
最近だと、人様の写真をダウンロードして、さも自分が撮ったように勝手にインスタにあげたり、勝手にフォトコンに応募したりだとか
意図的にそういう事をする人も一定数います。
別に今に始まったことではなく、写真もパクられた!ブログの記事もパクられた!というのも、20年ぐらい前からよくある話なんです。
ブログの記事など、人の書いたものというのは正直「絶対に自分が書いた!相手より先に書いた!」というものを証明しにくいので、多分防ぐ方法が無いです。
でも写真ならまだ守れる方法がある。自分の写真だと証明ができる。
それが「ウォーターマークを入れる事」なんです。
ウォーターマークってなに?
ウォーターマークとは簡単に言うと、この写真を撮ったのは私ですよ!という「サイン」です。
これがあれば、転載等の目的で意図的に写真を盗もうとする人は大体嫌がります。
撮った写真にサインが入っている事で、ブログやインスタで「私が撮りましたよ!」とは言えないですよね。
文字が入っている事で勝手にフォトコンにも出せない。
仮にこの写真たちを使いたくても、ウォーターマークが入っている部分を消すか、切り取るかしないと都合が悪い。
そんな手間をかけてまで写真を使ってやろうと思う人はほぼいないでしょう。
ちなみにウォーターマークを入れる位置も色々ありますが、写真のイメージを崩したくない人は中央下、右下、左下に入れる方が多いですね。
私もしばらく中央下に固定で入れていたのですが’(写真2枚目)、現在はどの場所に入れても違和感のないデザインに変えました。(写真1枚目)
その都度、切り取りにくい位置に意図的に入れています。
ウォーターマークの必要性
「意図しない場面で勝手に写真を使われないため」というのが1番になります。※意図しない=自分以外の人が勝手に私の写真を使う事です。
自分の写真をどこにでも自由に使っていいよ!!と思う人って、かなり少ないかと思います。
知人友人なら話は別ですが、全く知らない人が自分の写真をどっかで勝手に拡散していたりしたら嫌な気分になりますよね。
そういうのが許せない、これは自分の写真だよ!と証明する為にも、ウォーターマークは必要じゃないかなと思います。
写真が趣味の方は入れている方が多いですね。
ウォーターマークの作り方
スマホでウォーターマークを作る方法
スマホを使っている人はアプリストアで「ウォーターマーク」で検索すると色んなアプリが出てくると思います!
凝ったことをしない限りは大体無料で作れると思います。作り方が分からなければGoogle検索で「アプリ名+作り方」と検索すればやり方が分かるはず。
お好みのアプリで作ってみてくださいね。
パソコンで作る場合
Photoshopなどのソフトなどを持っていらっしゃらない方は
Canvaの「ロゴ作成」で作ることが可能です。
※厳密にはCanvaの場合は透過データ(背景を透明する事)が出来ないので、Canvaでロゴ作成→更に別アプリかフリーソフトで背景削除をすればOK(スマホのアプリにもあります)。
私の場合は・・
私はデザイン自体はPhotoshopで作成→pngデータ(透過データ)にしてLightroomアプリへ読み込ませて使っています。
ちなみにLightroomアプリでも、凝ったことしなければ文字だけは入れられます。フォントも選べるし、位置も自分で決められます。
「名前+主に使っているSNSのアカウント名」とか、「名前+サイト名」とか、色々作ってみてください^^
結論。
散々書いた後でこんな事言うのもなんですが、
正直ウォーターマークが入っていようが入っていなかろうが、使いたい人は無断転載するだろう。どっかで使いたい人は勝手に使うだろう。それはもう仕方ないんですよね。
手慣れた人なら、気に入った写真をダウンロード→ウォーターマークを消す→その上から自分のウォーターマークを入れる事ぐらい簡単なものです。
それが嫌なら「ネットで写真出すな!SNSもするな!」という話になってしまう。
外で事故にあいたくないなら一生部屋から出るんじゃないみたいな極端な話になるのと同じで。
ネットに出すこと自体に既にリスクがあるんですよね。でもそのような事を言いだすとキリがない。
ウォーターマークは個人的に入れていますが、盗用、転載などを完全に防げるわけではありません。
無断転載、盗用などの不正使用から自分の写真を守る方法ではありますが、100%守れるわけではありません。
そこだけはご注意を。
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