カメラを落として壊してしまった時。どうします?
万が一の時の保険って入っていますか?
そもそもカメラやレンズの保険自体、知名度が低そうな気もしますね。
自分が使っているカメラやレンズを壊してしまったとき、
「わわ~やっちゃった!よし!買い替えるか👌🙂」と切り替えられる人は極稀かと思います・・・
今はエントリークラスのボディだけでも10万は余裕で超えますし、
レンズだってモノによるけど、高価なものは20~30万とか。100万ぐらいのレンズも余裕でありますし。
95%ぐらいの方は、壊してしまったらメーカーに修理に出すかと思います。
今回はカメラ、レンズにつけられる保険についてご紹介していこうと思います。
【落とし穴】故障してもメーカー保証は使えない
カメラやレンズを買った店舗で「保証は付けますか?」と聞かれることや、
ネットショップで買ったときもオプションで保障を付けられたりしますが、
あの保障はちゃんと読んでおかないとイザという時に使えなかったりするんですよね。
例えばカメラを落としてしまった時、ふと「あれ?そういえばメーカー保証があるぞ?」と思ったことがある方も多いかもしれません。
しかし、メーカー保証(+延長保証)というのは自然故障or初期不良による物が対象になっています。
こちらの不注意で落としてしまった場合には使えません。
購入時に、お店でおすすめされる保証が”何の保証なのか”しっかり説明を受けておかないと痛い目に合います。
ただの延長保証なのか、購入店独自の長期保証なのか。有料の長期保証のの場合は落下・水没にも対応してくれる場合もあります。
説明をよく読んで、分からなければお店の人に聞いて、賢く使いましょう。
カメラとレンズが壊れる原因。修理代は?
例えば、撮影中に手が滑って水没させてしまった。又は水に濡れて調子が悪くなった。
カメラを落として壊してしまった。転倒してしまって、レンズが使えなくなった。
大体の壊れる原因は、強い衝撃や水関係が多いかと思います。
そして、カメラやレンズは精密機器なので修理代が高額です。
ボディもレンズも大体各10万~ぐらい。
例えばボディ修理代15万+レンズ修理代15万の計30万をポンっと払えたりする人は別ですが、
大体の方は躊躇しますよね。
1番困るのが新品に買い替えるよりは修理したほうが安くつく場合・・・迷いませんか?
カメラのレンズに保険をつけよう
壊れてしまった‥しかも修理代が高くて困った・・・
そんな時に、保険をかけておけば一定の金額を払えば修理代は保険会社が負担してくれます。
ちなみに私が付けているのは携行品特約という保険(特約)。
これは自分の車やバイクの保険などにつけられます。持ち家の場合は家関係の保険にも特約でつけれますかと思います。
特約をつけた場合でも月々の負担額は+数百円ですし、特約を使ったからと言って保険額が上がるという事もありません。
私が入っている特約の内容
- 修理代負担は1組につき10万、合計で30万円まで。例)ボディとレンズの場合は各10万まで保険で降りる。
- 盗難による損失の場合でも保険が降りる。※時価額
- 特約を使っても等級が下がる事が無い。
というような内容です。
落下による修理の場合はボディ10数万、レンズも10数万ぐらい。
携行品特約で20万を保険会社に払ってもらえるので、あとは残り数万を自分が負担すればOKとなります。
携行品特約を使う流れ
実はこの特約、以前使ったことがあります。
かなりうろ覚えですが、保険金請求までの流れを「覚えている限り」で書きます。
step
1まずは保険会社に連絡
(大体の流れはここで教えてもらいます)
保険会社から必要書類が郵送で送られてきます。
※保険会社に送付する書類に「破損部分の写真が必要」になる場合があります。修理品をメーカーに送る前に写真に撮っておきましょう。
step
2カメラ、レンズのメーカーに修理見積を依頼
修理してもらいたいカメラとレンズを送ります。
step
3メーカーから見積もりが送られてくるので、保険会社に送付
保険会社から送られてきた書類と一緒に、見積書も保険会社に郵送。
メーカーにはそのまま修理してもらうよう連絡しましょう。
step
4おおよそ1週間ぐらいで保険会社から修理代が振り込まれます。
あとは修理品を受け取って終了。大体はこんな流れになると思います。
まとめ
今回はカメラの保険(特約)について記載しました。
車やバイクの保険以外の保険にも特約がつけれる場合があるので、入りたいな~と思われている方は保険会社に問い合わせてみて下さい。
ただでさえ、カメラを壊して精神的ダメージを食らっている所に、更に高い修理代を払わないといけないなんて心が折れますよね・・・?
「そんなの自己責任じゃん」と言うだけなら簡単ですが、自分がつまづいたり、物を落としてしまったりというのは予測できるものでもないですし。
万が一の事態というのは、いつだって想定外の事ばかりなので。
想定外の事がおきてしまう前に、あらかじめ保険をつけておいて、予防線を張っておくのは良いことだと思います◎